(醤油 406~420)

○ 「復活総選挙第2位 カップヌードル ブタホタテドリ」(日清)


 カップ麺のパイオニアであるカップヌードルが誕生して40年。それを記念として開催された復活総選挙で第2位に選ばれたのがブタホタテドリです。

 ブタホタテドリは1991年に発売されたということで20年ぶりの復活となりました。20年たっても忘れられない美味しさということで見事に2位になりました。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。焦がし醤油とホタテが合わさったとても良い香りがしてくるとともに、彩り豊かな具材が目の前に現れました。

 早速、スープを一口いただきます。一口いただいただけでも醤油の旨みとホタテの濃厚な味わいがしっかりと伝わってくる感じで、類を見ない美味しさとなっています。

 具は豚肉、鶏肉、ホタテ、タマゴ、キクラゲ、ニンジン、長ネギの7種類といった贅沢なラインナップ。それぞれの味わいを一度に楽しめるというのが嬉しい限りです。

 麺はカップヌードルならではのスナック麺タイプとなっており、適度な柔らかさが心地よい美味しさを生み出しているとともにスープが染みているので旨味があります。

 濃厚で味わい深いスープとバラエティな具材がとても心に残るような一品。一時的な復活ではなくレギュラーとして残って欲しい美味しくて贅沢な一杯でした。



ブタホタテドリ1



ブタホタテドリ2



ブタホタテドリ3











○ 「旨華桜シリーズ 五目 とろみラーメン しょうゆ味」(山本製粉)


 愛知を拠点とするカップ麺メーカーである山本製粉はポンポコラーメンでお馴染みとなっていますが、少し大人びたイメージのある旨華桜シリーズの登場です。

 そのシリーズの一つとして五目とろみラーメンしょうゆ味ということですが、もっちり麺にスープがからむ!といった情報しかないのでどんな味わいなのか楽しみです。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。表現の仕方が解らないのですが、普通の醤油ラーメンのスープの香りではなく中華系の香りがしてくる感じです。

 早速、スープを一口いただきます。ネーミングとおりとろみのあるスープは醤油を甘くしたような味わいとなっており、出汁の風味というのがあまり感じられませんね。

 具はワカメ、キャベツ、コーン、ニンジン、長ネギの5種類となっており、ワカメはスープのとろみによく合う食感で、コーンはなかなか良い味わいとなっています。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、柔らかそうな感じがするのですが思ったよりも芯がしっかりしていて、麺の形状がとろみのあるスープにピッタリです。

 お馴染みのしょうゆ味のスープとはちょっと違った味わいのあるスープがとても印象的な一品。生姜やお酢を少し加えてみるともう少し高級感がでそうな感じです。



五目 とろみラーメン1



五目 とろみラーメン2



五目 とろみラーメン3











○ 「大阪名店の味 カドヤ食堂 中華そば 北海道産小麦100%」(とかち麺工房)


 全国の名店の味を忠実に再現しているシリーズから大阪の名店の味としてカドヤ食堂の中華そばが再び登場しました。今回は北海道産小麦100%の麺ということです。

 以前に登場したことがあると思ったので違いを比較すると「大阪有名店」が「大阪名店」に変わっていました。何にこだわったのかよく解りませんが美味しそうです。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて特製スープを入れてよくかき混ぜれば完成。本格的なラードの香りだけではなく、鯖だしや煮干しの香りもしてくるので上品そうです。

 早速、スープを一口いただきます。口当たりの良いラードと魚介だしの風味の良さが真っ先に伝わり、その後に醤油の旨みと魚介だしの甘みというのが広がってきます。

 具はチャーシュー、メンマ、長ネギの3種類となっており、チャーシューは薄味ですが噛むほどに味わいが良く、メンマはコリッとした食感と独特の風味がありますね。

 麺は北海道産小麦100%の氷結乾燥ノンフライ麺となっており、滑らかな舌触りとしっかりとしたコシの強さだけでなく、小麦の旨みというのもよく解る美味しさです。

 だしの風味の良さと醤油の旨みが絶妙に合わさったスープと小麦にこだわりのある麺のコラボを楽しむことができる一品。様々なこだわりが凝縮されている一杯です。



カドヤ食堂 中華そば1



カドヤ食堂 中華そば2



カドヤ食堂 中華そば3











○ 「日清の大盛印 鶏ガラしょうゆ」(日清)


 ローソンストア100で買うことができるということでリーズナブルなのですがお腹も満足することができるという日清の大盛印シリーズから鶏ガラしょうゆの登場です。

 醤油ラーメンの基本中の基本と言っても過言ではない鶏ガラをベースにしたスープということで、飲みやすくて何か懐かしさを感じる味わいを楽しめそうな感じですね。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて粉末スープと液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。ラードと醤油の合わさった醤油ラーメンならではの食欲をそそる香りがします。

 早速、スープを一口いただきます。鶏ガラの風味の良さが直ぐに解るような感じで醤油の加減も丁度良く、あっさりとしているのに味わいがあるのでぐいぐい飲めます。

 具は豚肉、コーン、長ネギの3種類となっており、豚肉は焼豚のような味付けとなっており、コーンは彩りの良さがあるとともにスープによく合う甘さとなっています。

 麺はノーマルタイプとスナック麺タイプを足して2で割ったような感じということで、滑らかな舌触りと柔らかさがあるとともに十分なボリューム感を楽しめますね。

 鶏ガラの風味の良さが詰まっているスープとお腹が満足するくらいにボリュームのある麺を心地よく楽しむことができる一品。心が落ち着くような懐かしさがあります。



日清の大盛印 鶏ガラしょうゆ1



日清の大盛印 鶏ガラしょうゆ2



日清の大盛印 鶏ガラしょうゆ3










○ 「ご当地のれん街 横浜しょうゆ」(サンヨー食品)


 ご当地ラーメンを代表する味わいを手軽に美味しくいただこうといったコンセプトなのかよく解りませんが、そのような雰囲気のあるご当地のれん街シリーズの登場です。

 今回は横浜しょうゆということで、港町・横浜の中華街で親しまれる鶏ガラだしのすっきり醤油スープを味わうことができるとのこと。どんな美味しさなのか楽しみです。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。カップ麺ならではの油揚げ麺の香りとともに鶏ガラと醤油の合わさった何か懐かしさを感じる香りがしてきました。

 早速、スープを一口いただきます。サッパリとした口当たりとなっていますが、鶏ガラだしの旨みがしっかりと伝わってくるとともに、醤油の加減が丁度良い味わいです。

 具はチャーシュー、メンマ、ナルト、長ネギの4種類といった定番のラインナップとなっており、なかでもチャーシューは甘みと旨味がしっかりと味わえる感じです。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、適度な柔らかさと油揚げ麺ならではの風味というのを感じることができ、スープもよく絡むので美味しくいただけます。

 鶏ガラだしのスープの基本的な味わいとすっかり慣れ親しんだ油揚げ麺の組み合わせを楽しむことができる一品。醤油ラーメンの元祖といった美味しさになっています。



ご当地のれん街 横浜しょうゆ1



ご当地のれん街 横浜しょうゆ2



ご当地のれん街 横浜しょうゆ3







○ 「ズバもり1.5倍 コク醤油ラーメン」(エースコック)


 エースコックの大盛りカップ麺といえばスーパーカップシリーズなのですが、その雰囲気を少しだけ感じさせてくれるのがこのズバもり1.5倍シリーズです。

 ローソンストア100だけで販売されているということでお値段は105円となっています。このサイズのカップ麺を常にこのお値段でいただけるというのが嬉しいです。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてスープがしっかり溶けるようによくかき混ぜれば完成。鼻を近づけるとかすかに解るくらいの鶏と豚の香りがしてくるといった感じです。

 早速、スープを一口いただきます。サッパリとした口当たりとなっており、醤油の濃さも薄めということで鶏と豚の旨みというのがよく解りとても飲みやすいと思います。

 具は挽肉、コーン、長ネギの3種類となっており、挽肉は柔らかくて薄めの味付けとなっていて、コーンはその食感と甘さが全体の美味しさにアクセントを与えています。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、昔からよく味わっている油揚げ麺の美味しさと柔らかめの食感があるとともに、ボリューム感も十分にありますね。

 癖が無くて飲みやすい定番のスープとボリューム感あふれる麺が印象的な一品。特筆すべき美味しさや特徴は無いものの誰にでも親しまれる美味しさとなっています。



コク醤油ラーメン1



コク醤油ラーメン2



コク醤油ラーメン3












○ 「ワンタンしょうゆヌードル」(明星)


 真っ赤な縦型カップということで商品棚でも結構目立っているといったのが第一印象。そのカップ麺とはもちもちのワンタンが入っているワンタンしょうゆヌードルです。

 明星の麺やワンタンのモチモチ感は様々なメーカーの中でもトップクラスだと思っていますので、たとえリーズナブルなカップ麺でもその食感にかなり期待しています。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。醤油と油揚げ麺の香りは合わさった何か懐かしさを感じる香りが漂ってきて、思いっきり食欲をそそられました。

 早速、スープを一口いただきます。スッキリとした口当たりとなっており、ポークとチキンのエキスが染みていることが解る味わいに醤油が良い感じに合わさっています。

 具は挽肉、ワンタン、タマゴ、ニンジン、長ネギの5種類となっており、目玉のワンタンは小さめなのですがモチモチ感は抜群でタマゴはフワフワ感と塩味が良いです。

 麺はスナック麺タイプということで柔らかめとなっていますが、そこそこの食感が保たれているので美味しくいただけスープも麺に染みていることがよく解る味わいです。

 ツルツルとした舌触りでモチモチとした食感のワンタンと思った以上にコクのあるスープが印象的な一品。具材も豊富に入っているのでまさにお買得の一杯です。




ワンタンしょうゆヌードル1



ワンタンしょうゆヌードル2



ワンタンしょうゆヌードル3










○ 「しょうゆヌードル」(三養食品)


 韓国のカップ麺メーカーの一つである三養食品から縦型カップ麺の定番といったヌードルシリーズが登場しました。今回は定番となっているしょうゆヌードルです。

 日本人の心のよりどころと言ってもおかしくないくらいの位置づけであるしょうゆ味なのですが、韓国のメーカーがはたしてどのくらい再現できたのかに注目ですね。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。お馴染みとなっている醤油ラーメンの香りというかベーコンのほのかな香りがしてくるスープといった感じです。

 早速、スープを一口いただきます。スッキリとした口当たりとなっており、香り同様にベーコンの風味を感じることが出来るので、ある意味新鮮な気分になります。

 具は挽肉、タマゴ、ニンジン、長ネギの4種類となっており、挽肉だと思っていたのは大豆でつくられた偽物で、プチプチとした食感と独特の味わいとなっています。

 麺はスナック麺タイプとなっており、韓国製ならではの硬めでモッチリとした食感を楽しむことが出来、麺自体にも味付けしてあるので美味しくいただくことができます。

 ベーコンの風味が漂うスープとモチモチとした麺の組み合わせが印象に残るような一品。日本の醤油ラーメンとは少し遠い味付けとなっていますがこれはこれで良いです。



しょうゆヌードル1



しょうゆヌードル2



しょうゆヌードル3











○ 「くじら軒 横濱 中華そば 濃口しょうゆ」(サンヨー食品)


 名店中の名店であるがゆえに何度も何度もカップ麺として登場しているらーめんくじら軒横濱から濃口しょうゆの中華そばが店主監修のもと登場しました。

 今まで数多くのスープが登場しましたが今回は濃口しょうゆということで醤油ラーメンの醍醐味を楽しめそうな感じです。はたして、その味わいはどんな感じなのか。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて麺をよくほぐしてから液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。和風だしの香りが漂ってくるので和風そばのような雰囲気があります。

 早速、スープを一口いただきます。香り同様に和風だしの風味が口一杯に広がるとともに、ニンニクの風味と醤油のしっかりとした味わいも一緒に楽しむことができます。

 具はチャーシュー、ナルト、メンマ、ホウレンソウ、ニンニク、長ネギの6種類となっており、チャーシューはジューシーな味わいでホウレンソウはスープに合います。

 麺はノンフライで細目のストレート麺となっており、ツルツルとした舌触りと細いのにしっかりとしたコシの強さがあるとともに、和風だしが絡むので良い味わいです。

 和風だしの風味の良さと濃いめの醤油の味わいのあるスープと喉越しの良さがあるストレート麺を堪能することが出来る一品。和風とニンニクの組み合わせも最高です。



くじら軒 横濱 中華そば 濃口しょうゆ1



くじら軒 横濱 中華そば 濃口しょうゆ2



くじら軒 横濱 中華そば 濃口しょうゆ3










○ 「大盛 とろみもやしそば 中華風醤油味」(ヤマダイ)


 おやつ感覚ではなく食事の一つとして定着しているカップ麺。様々なメーカーから麺を50%増しにしたカップ麺が出ていますがヤマダイからも大盛サイズの登場です。

 今回はとろみもやしそば中華風醤油味海鮮ということでスープのとろみと中華風ということで普通のラーメンとはちょっと違った風味の良さが特徴になっていそうです。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。特に中華系の香りというのを感じることはできませんが、もやしそばということでモヤシの香りはしてきました。

 早速、スープを一口いただきます。丁度いいと思えるくらいのとろみがあるとともに、モヤシとポークの風味が染みているような味わいで醤油は薄めといった感じです。

 具はモヤシ、ニンジン、長ネギの3種類といった健康的なラインナップとなっており、目玉のモヤシはスープと風味に影響を与えるくらいにだしが染み出ていますね。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、滑らかな舌触りで少し柔らかい感じがしますが、芯がしっかりしているので最後まで美味しくいただくことができます。

 もやしの風味の良さととろみのあるスープが特徴的な一品。このスープにゴマ油か何か合わせるともっと美味しくなるとともに中華風らしくなるだろうと思いました。



大盛 とろみもやしそば1



大盛 とろみもやしそば2



大盛 とろみもやしそば3









○ 「あんかけ屋 とろみ醤油ゆラーメン」(サンヨー食品)


 とろみのある温かくて風味が豊かで美味しいスープを手軽にいただくことができることでお馴染みとなっているあんかけ屋からとろみ醤油ラーメンの登場です。

 オイスターの旨みに、ゴマ油が香る”あったか”とろみスープといったことが書いてありました。オイスターとゴマ油の組み合わせということで食べるのが楽しみです。

 お湯を入れて3分、特製スープを入れてよくかき混ぜてから液体スープを入れてさらにかき混ぜれば完成。ゴマ油の食欲をそそるとても良い香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。当たり前なのですがトロッとした口当たりとなっていて口に含むと直ぐに解りゴマ油の風味とオイスターソースの味わいが良いですね。

 具はタマゴ、キャベツ、ニンジン、長ネギの4種類となっており、タマゴはフワフワとした食感でキャベツは大きめでシャキシャキ感と甘さを楽しむことができます。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、スープが一本ずつ絡まってくれるとともに山芋が入っているということで他とは味わいが少し違うような気がします。

 風味ととろみと味わいがあるスープと彩り豊かな具材が心に残るような一品。身体がポカポカと温まるような感じなので寒い日にお勧めできる一杯で間違いありません。


















○ 「ホームラン軒 ねぎラーメン」(テーブルマーク)


 何故か懐かしい昭和の時代を思い出させるような雰囲気を漂わせるホームラン軒。そのホームラン軒から生麺の様なコシのある麺で、ねぎラーメンが登場しました。

 ラーメンの薬味として絶対的な存在であると言っても過言ではないネギを主役にもってきているというのが嬉しいです。どのくらいの存在感があるのか興味がありますね。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。魚醤の独特な良い香りとともに醤油と長ネギの食欲をそそるような香りもしてくる感じです。

 早速、スープを一口いただきます。適度な脂分があるので滑らかな口当たりとなっていてピリッとした辛さもあり、醤油と魚醤の合わさった旨みもよく解る味わいです。

 具は挽肉、鷹の爪、長ネギの3種類となっており、挽肉は薄めの味付けということでスープによく合い、長ネギはタップリ入っているので風味の良さを感じられます。

 麺はノンフライのちぢれ麺となっており、滑らかな舌触りとモチモチとした食感を楽しむことができ、後味がスッキリとしているのでタップリ食べることができそうです。

 ピリッとした辛さがあって醤油の風味がとても良いスープと食感が豊かな麺のコラボを心地よく楽しめるような一品。形状の違う長ネギの存在感も十分にあります。



















○ 「チキンラーメン ALWAYS 三丁目の夕日’64」(日清)


 昭和の大発明の一つであるインスタントラーメンといえばチキンラーメン。そのチキンラーメンが昭和を振り返る映画とタイアップしてまたまた登場しました。

 その映画とはALWAYS三丁目の夕日’64ということで、おじさん方には懐かしい光景と心温まるお話となっており、チキンラーメンは心と体を温めてくれます。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。何処とタイアップしようが中身はあの懐かしさを感じるチキンラーメンのまんまということで良い香りがしますね。

 早速、スープを一口いただきます。サッパリとした口当たりで香ばしさと風味のあるお馴染みの味わいとなっており、ずっと飲み続けたいような美味しさになっています。

 具は鶏肉、タマゴ、長ネギの3種類となっており、鶏肉は胸肉のような食感でスープによく合うとともに、タマゴはフワフワとしている食感がなんとも良い感じです。

 麺はチキンラーメンならではのスナック麺タイプとなっており、柔らかい食感と香ばしさがあるような感じで、食べていて心が落ち着くような懐かしさを感じられます。

 風味と味わいと食感の全てが心を落ち着かせてくれるような一品。いつまでも忘れてはいけない昭和の時代とともに未来に残すべき一杯だと心から思いました。




















○ 「それゆけ!大阪ラーメン部 産経新聞 大阪ラーメン 醤油味」(エースコック)


 産経新聞大阪社会部の記者たちが結成した「大阪ラーメン部」と大阪に本社を置く「エースコック」が創り上げた新ご当地カップ麺が登場しました。

 ラーメンをこよなく愛する方々が10か月もの開発期間をかけて完成させたということで、間違いなく美味しいものが仕上がっているといった期待感あふれる作品です。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。ラードと芳醇な醤油の合わさった本格的な醤油ラーメンの香りがしてくるといった感じです。

 早速、スープを一口いただきます。口に含んだ瞬間に醤油そのものの風味がしてくるのに味の濃さは絶妙で、昆布のとろみと旨味が染みているような味わいがします。

 具はナルト、メンマ、タマネギ、長ネギの4種類となっており、ナルトは見た目が鮮やかでいてメンマは食感がとても良く、タマネギは甘さと風味がスープに合いますね。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、スープの味を活かすように控えめな味わいなのに加えて、柔らかさの中にもちょっとした弾力感というものがあります。

 醤油の持ち味を活かした風味豊かなスープとタマネギの存在感がなんとも心地よさを感じさせてくれる一品。定番の味わいのようで違った味わいというのが解ります。





















○ 「ご当地ラーメン新発掘!千葉編 竹岡式らーめん」(ヤマダイ)


 今までに世に出てこなかったご当地ラーメンを新たに発掘するといったシリーズから、千葉県富津市竹岡発で梅之家店主推奨の竹岡式らーめんが登場しました。

 チャーシューの煮汁の旨さとタマネギトッピングが特徴の醤油味ラーメンということで、普通の鶏ガラベースのスープとは違った味わいを堪能することができそうです。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて麺をほぐしてから液体スープを入れてよくかき混ぜ、最後にレトルト具材を入れたら完成。醤油の芳醇な香りがしっかりとしてきますね。

 まずは、スープを一口いただきます。チャーシューの煮汁ということで旨みと甘さがあるとともに、ちば醤油の本醸造濃口醤油の旨みというのを十分に堪能できます。

 具はチャーシュー、メンマ、タマネギの3種類となっており、チャーシューはレトルト具材なのでジューシーかつ濃厚な味わいでタマネギが甘みと辛味が絶妙な感じです。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、インスタントラーメンらしさのちぢれ具合がスープをしっかりと絡ませてくれるので美味しくいただくことができます。

 醤油本来の旨みと香りとともにタマネギの甘みを心地よく楽しむことができる一品。あるようでなかなか出会わないスープの味わいはクセになりそうな美味しさです。



















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